美しい翼を持った飛べない天使
「紫之ちゃん泣いてたから…

それで青くん探したら家に行っても

いないし、陰吏もいなくて…」

「紫之を励ませば良かったんじゃ

ないの?」

「だって“1人でいたい”って

言ったんだもん!」

「普通それでも励ますだろ?」

「そもそも青くんが凹ませるのが

悪いんでしょ!」



「なんで今度は2人が

喧嘩するんだよ」

「青くんなんてキラーイ!」

美翼が舌を出して威嚇する。

「嫌いで結構」

「もう帰ろう、陰吏」

「帰るって何処にだよ、

ここ俺の家」

「じゃあね、俺の

世界の住民じゃなくなったお2人さん」

青太郎が出て行く。

「余計怒らせてどうするんだよ」


「いいよ、青くんなんて…

どうせ明日になれば忘れるし」

「まぁな…」


そういう俺は明日朝練で

青太郎と会うことになる。


< 41 / 64 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop