あの真冬の奇跡は…
次の日も何時ものように
幸希人の病室に
行ってみると



知らない男の子が一人
幸希人の隣にいた。


「あ、雪花!この男の子はね、
ボクの隣の病室になった
春山奏(はるやまかえで)くんだよ」







『こんにちは!!奏くん!私は雪花よろしくね♪』




「こんにちは!!」


そう元気にあいさつをして来てくれた奏くん。


しかしこんなに元気な奏くんも
彼とおんなじ病気だ。







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