Black Beast.
























”絶句”








「 自分で言おうとか思ってた?
  でも、きっと言えないでしょ?
  だから、俺が代わりに─────────ッ 」




”目の前が真っ暗になった。”
”言葉を失った。”




そんな顔を一瞬した彼は
その瞬間、目の色を変えて
足元にあった鉄パイプを片手に
悪魔のように笑う男の目の前へ
素早く移動し、容赦なく腹部を殴った。




拳よりも遥かに硬く、重いソレは
細い彼の身体を軽々とさっきより
遠くへ吹っ飛ばした。




< 191 / 336 >

この作品をシェア

pagetop