先生達とルームシェア!?



「お邪魔しまぁーす…」


家に入ると独特な家の匂いがした。
玄関には微かにテレビの音が奥の部屋から漏れていた。

やっぱり一人暮らしじゃないんだ…

あたしがそんなことを考えてるうちに、東城先生は家の中へズンズン進んで行った。
急いでついていくと、東城先生はひとつの扉に手をかけた。


「あの…っ!一人暮らしじゃないんなら、あたしやっぱり帰ります…」

「いいから。大丈夫。それに帰るところもないんでしょ?」


そう言って、あたしに優しく微笑みかけた。


< 7 / 244 >

この作品をシェア

pagetop