先生達とルームシェア!?




「瑞希、おはよ」

「おはよう…」


次の日の朝の目覚めは最悪だった。
体は重いし、寒気がひどい。


「瑞希ちゃん、どうしたの?」

「う、ううん、なんでもないよ」


あたしは迷惑をかけないように、風邪がバレないようにリビングを出た。

顔を洗うために洗面所に行くと、服を着終えた龍ちゃんに会った。


「龍ちゃん、おはよう」

「ん」


洗面所から出ていこうとした龍ちゃんは、立ち止まってあたしの方に振り返った。

不思議に思ったあたしは、龍ちゃんを見る。


「学校…行かない方がいいんじゃない」

「え…なんで…?」

「…行きたいなら行けば」


それだけ言うと、洗面所から出ていった。

もしかして、しんどいのバレた?
保健医だもんね…そりゃバレるか。

でも、行きたいなら行けばって、行ってもいいってこと?
体は重いけど、多分いけると思うんだ。

それに、みんなで勝ちたい。
行きたい。


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