クールプリンスはあたしの旦那



「ありがとう、颯汰さん」


「…」


「篠さんとお幸せに。
あたしのことは忘れてね」


最後まで、笑っていられた。


あたしは奥の部屋から出ていった。


そして、2階に行って涙が枯れるほど泣いた。


もう、あたしと颯汰さんの関係は終わってしまった。



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