クールプリンスはあたしの旦那



『あ、旦那に変わってよ』


「ええっ?!」


『ちょっと聞きたいことがあるから』


「うーん」


『ほら、はーやーくー』


さっき、逃げ出したばっかなのに。


あたしは重い足取りでリビングに行った。


「あの…」


「なに?」


「真澄が…」


そう言って携帯を渡すと、颯汰さんが耳に当てた。



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