わたしの珍しいアイドル恋愛事情

サキの名にかけて



 「やっぱり俺は認めない、でも社長がそこまで言うのだったら、

  その青木魁人ってやつの実力今から見せてもらおうじゃん!!」


  
  は?何かすごいややこしくなってきたんですけど・・・・


 神様!!私はどうしたら解放されるの?!


  そしてそして、その上杉桐斗って人が言った通り私は、実力をみんなの前で


 見せる事になった。


 「シグナに大切なのは歌声だ!!だからお前の歌声を聞かせてもらう

  もしも、お前の歌声が俺たちシグナに必要だと思ったら、

  シグナの新メンバーとして迎えてやるよ!!」


  何かこの人すごい上から目線だな、わざと歌声を下手にしてやろうかな(笑)・・・


 ダメダメっ私はいつだって全力って決めてるんだから!!


 私、木桜真奈じゃなかった!!青木魁人!!サキの名にかけて、

 
 全力で格好良い青木魁人の声で歌ってやろうじゃん!!


 その後私は、小さいステージに連れて行かれ、自分の好きな曲、


 1曲歌う事になった。七原先生がこっちへ来て、


 「これが最後のチャンスだ。分かってるな。」


 「はい」


 じゃ、がんばるぞーー!!


 「じゃ始めるぞ。」


  社長さんの合図とともに、始まろうとしていた。客席には、


 シグナのメンバーが全員揃っていた。でも、私は全く緊張してなかった


 「じゃ、準備はいいか?青木魁人君。」


 よし頑張るぞ


 


 


 


 


 
  

 


 

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