※ただし、あたしは大嫌い。





若宮とあたしの出会いは入学式の日。




偶然隣の席になったあたしと若宮。





それが運の尽きであり。






「よろしく!若宮くん!」





人類みんな友達をモットーとしているあたしは、そう笑顔で若宮に話しかけた。




すると。






「…俺、なんかお前嫌い」






若宮はまるでゴキブリを見るような目つきでそう言い放った。




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