虹の向こうへ~君と見た空をもう一度~
だから、前みたいに無茶すると心配なのだ。
総司と一条にひとしきり話した後、僕は部屋に戻った。
「おい、平助!そろそろ夕餉にするから睦月呼んできてくれ」
部屋に帰る途中、土方さんに言われたことを思い出し速足になる。
あんまり遅くなるとしんぱっつぁんにおかずとられるからな・・・
部屋の前まで着き、襖に伸ばしていた手を引っ込める。
睦月・・・かなり気分悪くしただろうな。
謝らないと。そう思って襖を開けると・・・