虹の向こうへ~君と見た空をもう一度~


「あなた、強いですね~ちょっと付いて来て下さい~!」



新撰組か。一番会いたくなかったのに・・・


そんなことを思っているうちに引きずられていく。


後ろからは、一条も付いてきていた。



「離せ」


「嫌ですよ~だって逃げるでしょ?」


「――――っ!!」



図星をつかれたわたしは反論できない。


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