虹の向こうへ~君と見た空をもう一度~


宴会係といっても、料理と皿を並べる位。


案外楽な仕事だからいいのだが・・・


さっきから横にいる、誠さんの存在が気になる。



ぼーっとしているだけなのだが・・・


かえってそれが気になってしまう。



「誠さん、どうかしたんですか?」


「へっ、あぁ、別に・・・すみません」



・・・なぜか・・・だっと走って行ってしまった。


一体、何だったのだろうか?

< 561 / 858 >

この作品をシェア

pagetop