虹の向こうへ~君と見た空をもう一度~


幸せだった。


けど・・・心の中で何かが突っ掛かっていて・・・


それが何だったのか、わたしには分からなかった。



ただ、これだけは分かる。


それは、平助君絡みだということ。



平助君のあの表情は・・・伊東絡みだということ。


どうして、わたしは気付かなかったのだろう。


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