虹の向こうへ~君と見た空をもう一度~
コテン、という音と共に柱にもたれている睦月。
「ん?」
睦月は・・・眠っていた。
恋人がいるのに・・・他の男の部屋で寝てもいいのかよ。
半分呆れながら、睦月に布団を被せる。
「睦月、平助のこと・・・頼むぞ」
俺は・・・伊東を殺りに行くから。
そう言い、睦月から視線を外し机へと向かう。
眠くなってきた俺は・・・
机の上の物をしまい、机へと突っ伏した。
明日は、絶対に上手くいく。
そう信じて――――
*土方side end*