虹の向こうへ~君と見た空をもう一度~


「ありが・・・っとう――――!!」



声にならない、言葉にならない想いが溢れ出す。


京に上る前からの同志だった。


仲間の中の仲間。


というより・・・弟のような存在だった。


そんな彼には、もう感謝の気持ちしかなかった。



『ありがとう』



そして・・・じゃあな、平助。


俺の、弟よ――――



*土方side end*

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