ハンドパワー

「あ、はい。  わかりました」


先生に呼び止めらて、そう言われた。

何で私が保健室に行かないといけないのかな?

もしかして新くんのこと?


あ、大丈夫かな?新くん。

昨日は無事に家に帰れたのかな?

・・・としたら、今あそこにはいないよね?


とまぁ、考えながら保健室に向かった。


「失礼します」

「はい」

保健師の人はいるみたい。

ベッドに横になってる人も。


「あ、温秘ちゃん」

新くんだった。
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