ハンドパワー
それに、プレゼントが欲しいなぁって気づいたのは、
病院で目を覚ましてから、誕生日まで。
ずいぶん期間が放れてたんだよね。
私の誕生日を知ってる人は、どれくらいいるんだろう?
自分以外にいるのだろうか?
まぁ、そんなこと言ったらいけないこと、知ってる…
……って、暗いこと考えすぎちゃった。
もうちょっと、明るめにいかないとっ。
――そして、時は過ぎ――
夜になった。
今のところ、来客なし。
もう夜も深まってくるだろうから、今夜は誰もこないだろう。
私は、そう思って眠りにつくことにした。