ハンドパワー
「うん。
次から次へと、過去に言われた嫌な言葉を、その言った人から再び言われてる夢…」
「怖かったろ? 大丈夫か?」
抱き寄せてくれるハル。
でも、拒まないといけないよね?
「ごめん、もうこれはやめて…」
引き離そうとする自分。
「何で?
温秘はそれでいいのか?」
「全然、ムリだよ…
でも私は、強くならなきゃ…
泣いちゃいけないから…」
「そんないきなり強くなれる人とか、そうそういないよ。
大丈夫。
温秘は本当に強くなろう、自分は強くなれるんだ。
そう思えば、強くなれるから」