ハンドパワー
「まぁそうだけど…
じゃあ、なんかあったら言えよ?」
「わかってるって。
お休み」
「おやすみ」
そしてハルは、私の部屋から出ていった。
私のことを気にかけてくれた、ハル。
本当に優しい。
そんなところが好きだけど…
恋愛的に好きとは言えない。
それとは違うような気がするよ。
<翌日>
今朝はなんにも起きなかった。
それはそれでよかった。
実は寝るとき、心配でしょうがなかった。
でもハルの楽しそうな声が、部屋から漏れていてそれが聞こえて、なんだか少し安心できたため、寝ることができた。