ハンドパワー
涙を一滴流し、急いで靴を履いて、外に出た。
「温秘は、悪くないよ!
早まったことしたらダメだよ」
ドアが閉まった時、ハルの言葉が聞こえた。
そして数秒後、バシッと音が聞こえた。
きっとハルの彼女さんが、ハルをビンタしたのであろう。
私のせいで…
やっぱり私がいるから、傷ついちゃうんだ。
ハルだけは傷つけないようにしたいって、心の中で思ってたけど、やっぱり無理だったんだ。
ごめんなさい、ハル。