ハンドパワー
辛い過去…
悲しみを必死に堪えるため、私はその場に座り込んでしまった。
今、この状況での味方は誰もいない。
家に帰ったら私を少し救ってくれる人がいる。
学校にもいるはずだけど…
卑劣なやつがいる。
せっかく自分を更生しようとしたのに…
何で邪魔物が登場するのに?!
仕方ないか…
これは試練だから。
…無理だよ。
そう言って割りきることなんて無理だよ。
―家―
北郷勇人との家の距離はそんなに離れていない。
しかし今日の帰り道は、長く感じた。
それにしても私は…
あんなことがあったから…