ハンドパワー
私はその場から走り出した。
これ以上聞いたら、本当にやばくなりそうだったから。
私を恨んでたから、ムカつく言葉ばかり言って、
本心に戻ったら、私に優しくして…
私はあの人に流されたくない。
でも…
どうしてだか…
今まで会いたくなかった人なのに…。
今まで絶対許せない相手だったのに。
気を許してしまう。
私は途端に走り出した。
「温秘!!」
またもやあの人に追いつかれてしまった。
「お願いだから、もう私と関わんないで」