シークレット?スキャンダル!



そんな俺の想いは他所に、綾斗はのんびりコーヒーを飲んでる。



「親父がいまこっちきてて、日本がやばいって言ってたぞ」

「そうなんだ」

「知らなかったのか?」

「騒がれてるっては聞いてたけど、それ以外の情報は麗美ちゃんが教えてくれないからな」

「麗美さん、怒ってなかったのかよ」

「んー。怒ってるより、焦ってたな」

「怒られなかったんだ…」

「父さんがいたからな。麗美ちゃん、父さんには敵わないから」



麗美さんですら敵わない人…。



まじで綾斗の父親が誰なのか不思議でたまらない。



「光は?」

「ん?」

「光は怒らねぇのか?」

「んー。いや、もう、うん…。なんだなあ…」




怒るって気にはならないんだよな…。



< 585 / 641 >

この作品をシェア

pagetop