*片思いfiction*
そんな恋は叶うはずがないって、わかっているんだー...


だけど、思いは止められない。

逆に、どんどん増えていっちゃうんです。



「優花、おはよっ!!」



隣の藤井くんにドキドキしていた私に話しかけたのは、親友の美沙。


私の名前は、星野優花。



「美沙、おはよう!!」


私は、笑顔で美沙に言う。

美沙と2人で話していると、藤井くんは男子たちの中へ行ってしまった。

そうすると、いつもの時間が待っているんだ...


「優花ちゃん、また藤井くんにメロメロでしたよ❤」


美沙は、にやつきながら私の耳元でささやく。

多分、私の顔は真っ赤になっているだろう。
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