あたしの甘ーい幼なじみ





そのあとあたしは、一晩中ずっと終聖くんの制服を掴んで離さなかったらしく。





「まじ、ふざけんなよ…」





寝ないでお世話してくれた終聖は寝不足。





おまけにそのことをあたしが覚えてなかったせいで、機嫌も最悪。





「ほ、本当にごめんね。倒れたまでしか覚えてなくて…」



「………損した」




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