水面に映る影は永遠へ続く

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屯所に着いて、医者の治療を受け始めてから早一時間。



まだ治療は終わっていなかった。



私達は土方さんが治療を受ける隣の部屋で待機していた。



「トシ…」



近藤さんは指を組み、それを額に当てていた。





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