濡れる視線 ～彼氏がいるのに図書館で～
彼氏がいるのに図書館で
四角い窓から外を見ると、真っ白な雪が舞っていた。
今にも雨に変わってしまいそうなふわふわした雪が風に吹かれて舞い上がる。
その向こうに、あの人を見つけた。
好きになってはいけない人。
私の通う大学の教授。
２０歳も年上で、もちろん既婚者で。
私にだって彼氏がいる。
もう付き合って４年になる彼とは、順調に愛を育んでいた。
それなのに･･････
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