逃げた花嫁 21世紀編
「華……?」


今度は竹君さんの大きく綺麗な手が私の頬を触れてる。


「華…何で泣く?」
いつもよりトーンが甘い竹君さんの声。


「えっ?」
一筋の涙が頬に伝わった。
理由はわからない…。

けれど……。



私の頬に触れてる竹君さんの手に私の手を重ねて竹君さんを見詰めた。


次の瞬間、私の視界が暗くなった。


暗くなったのは竹君さんの唇が私の唇を塞いだから…。


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