空色縞瑪瑙
「それで」
「たぶん、空も一緒なのよ。
海のことを守りたいの。
」
「・・・・うん。」
特に話すことなんてない。
ただ海に会っておきたくて。
それを伝えたかっただけ。
「辛気臭いのはやめて、ゲームでもする?」
私がそう言うと、海の顔はぱっと明るくなった。
「よーしっ!何する?」
「サッカーのゲーム。新しく買ったの。」
「おっけー!やるぞー!」
海に伝わればいい。
伝わって欲しい。
空の大切な人が、空のそばから消えないように。
「じゃあ、また学校でね。」
「うん。ありがとう、ひなたちゃん。」
海はふんわりと笑った。