スタイリストに恋してます【完】



「俺が小4の頃、俺の筆箱にワラジムシ大量に入れてきた」


うわぁ



「小6のときは卒業式当日に、その日のために買ってもらった靴の中に納豆が入っていて...」


あちゃぁ...




「こんなもん、まだまだ可愛いほうなんだよ
こんなのを毎日繰り返されて...」




葵さん...


相当病んでる




「だから、女性に腕を掴まれたら
反射的になにかされると思ってしまうんだ」


「そうだったんですか」



「だから!!」


ガシッと両肩を掴まれる




「あいつらには気をつけろ。絶対に近づくな」

「え...は、はい」



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