しいと星屑

私と教室と雪乃ちゃん



次の日学校へ行くと、私の席の近くで
数人の女子が固まっていた

誰だろう?


私は教室に入って、
自分の席と彼女達に歩み寄った


「あっ!椎名さんごめんね」

そこにいたうちの一人が言うと、
他の子達も口々に言った

「ごめん椎名さん」
「邪魔だったよね、椎名さん」

相変わらず、私は名字で呼ばれる

まあいいけど、いつもの事だし。


私は席に着こうとした

すると、誰かが私に近寄ってきた


「千文ちゃんてさ、
好きな子とかいないの?」

彼女はいきなり私の机の前に座り込んだ

しかも名前呼び!


どう対処すれば良いのかわからない。


< 18 / 55 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop