明日もいつも通りに、会いましょう。
「ああ、悪い」
「もう!
献血するんだったらさっさと手続きしないと!
迷惑かかるよ?」
「いや、やらないよ」
え?
そうなの?
じゃどうしてこんなとこにいたのよ?
きょとんとした私に彼は一瞬、
戸惑ったような表情を見せたものの、
にこり、と笑って言った。
「俺、血の匂いがすると。
血を見たりすると。
自分で気づかかないうちに、
つい引き寄せられるんだ」
はあ?
なにそれ?
血の匂い?
そんなのわかんないよ。