明日もいつも通りに、会いましょう。

なんかこれじゃさっきと立場逆転してるじゃないのー。


苦笑しながら後ずさりする私に、
由美子はさっきより詰め寄ってくる。



「それくらいに傍から見ても仲良しに見えるんだったら、
きっと中村くんもケーコのこと、
好きだって!」


す、す、好きってえ?!
そんな言葉ヤメテ。

マジ死んじゃいますから!


「いやいや、
それはないと思うよ?
こう、…なんて言うか、
中村くんってめっちゃ冷静なとこ、
あるし。
あ、…でも血を見たらそうでもないけど。
じゃなくて…でもそれは関係なくて、
その…」


しどろもどろになる。


「なにわけわかんないこと言ってんの?」



「え?あー…うん」


自分でもなんかもう、
わけわかんないし。

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