明日もいつも通りに、会いましょう。
「なに?」
私の視線に気づいた中村くんが声をかける。
「え?えーっと……」
私が答えに戸惑っていると後ろから声が聞こえる。
「ねえねえ中村くん?
さっき自己紹介で詳しく言ってくれなかったけど、
千葉のどこ出身?」
「さっきケーコのことすごく知ってたみたいだけど知り合い?」
「理数系、得意そうだね」
いろんな女子がやってきて、
ぼんやり立ってた私を押しのけて、
目を輝かせながら中村くんのそばに行き、
彼を質問攻めにする。