アリスと五つのスート~伝えられるダイヤの心~







薫「何から聞いたらいいのかな?んー……」


「……………」



(私は……どうしたらいいの………?)





薫子は顎に手を当て、考える素振りを見せている。



その行為すら優雅に見えるのは、目の錯覚ではないでしょう。





ありすはジュースを片手にそんな薫子を眺めていた。





薫「あ、そうだ!!!」





薫子は何かを思いついたのか、手を叩いた。



その音に辺りが静まり返る。






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