アリスと五つのスート~伝えられるダイヤの心~







「ねえ、何で?」


?「ありす………」


「答えてよ………」





ありすは何故だか、無性に泣きたくなりました。





問いかけても問いかけても、名前を呼び続ける影に。







懐かしさを感じる声、微かに香ってくる懐かしさを感じる匂い。





それらも相まって、ありすの瞳に涙を誘ったのです。









< 130 / 256 >

この作品をシェア

pagetop