アリスと五つのスート~伝えられるダイヤの心~
薫「ありす、可愛い!!!すごい、似合ってるっ」
「るこちゃんこそ!!!」
薫「じゃあ、教室行こうか」
「え?何で?」
薫「いいから!!!
―――……ダイヤがどんな反応するか楽しみね……」
「?るこちゃん、何か言った?」
薫「ん?何も言ってないよ」
「そう?」
薫子の呟きは、ありすには届かなかったようです。
彼女は一体、何を考えているのでしょうか。
薫子はありすの手を引くと教室を出て、自分たちの教室を目指しました。
といっても、隣のクラスなので直ぐに着いたのですが………