アリスと五つのスート~伝えられるダイヤの心~







?『ありす』


「っ!!!爛!!!??爛、なの?」





ありすは突如、耳に届いた声に身を起こした。





キョロキョロと辺りを見渡すが、そこにはいつもと変わらない自分の部屋があるだけ。







爛『悩む必要があるのか?』


「えっ……?」


爛『前も言ったはずだ。お前の心は既に決まっているだろう?』


「爛………」





ありすは天井を見上げた。





そこに彼が居るような気がして………







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