キスはカシオレ味



再び先輩の唇が近づいてくる。


携帯電話はまだ鳴り止まない。


けれどもその音に、私の唇を割って入ってくる先輩の舌を拒む力はない…。


私の口の中でカシスオレンジと、先輩の飲んでいた苦いお酒の味が混ざり合った。


-END-


< 8 / 8 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

虹の見える向こう側

総文字数/9,421

恋愛(純愛)63ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
3年付き合ってた先輩と別れた。 私は、そろそろあいつとの関係を終わりにしなきゃならない…。 友達でも恋人でもない そんな曖昧な関係に甘え続けてきた秋菜―アキナ―。 彼女の出した決断とあいつの出した答えは…。 ――もうそろそろ私も、大人になろう。 2012.12.17~
薬指の嘘†

総文字数/1,221

恋愛(純愛)7ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
大好きだったお兄ちゃんからのお願い事は、 許されるはずのない大きな嘘でした。 只今執筆中 2013.12.09
LoVe GaMe

総文字数/387

恋愛(純愛)4ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
彼氏がいるのに男友達と… 始めたのはゲームだった。 BeeTV Berry's Cafe 短編コンテスト企画第2弾 「タブー~秘密の恋~」

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop