【完】素直になれよ。
廊下を歩いている最中に
久留米の顔を覗き見た。
スースーと効果音をつけたくなるくらいに
安らかに眠っているように見える。
…つーか本気で寝てんじゃねーのか?
…そういえば
朝も寝不足っぽかったし…
「世話の焼ける奴…」
俺の腕の中で
静かに目をつむっている久留米が起きないように
小さな声で呟いた。
____ドンドンドンッ
保健室の前に着いて
右足で扉を蹴ると、
いつも通り
白衣を着た桜井が扉を開いて出てきた。
…なんか、前にもあったよな?こんなこと。