【完】素直になれよ。
また...助けに来てくれた。
嬉しくて、ただ嬉しくて
私は涙をこらえた。
「大丈夫か?」
「......うん。...ありがと。」
「ならよかった...」
そういって
やわらかくふわっと笑う織川。
私の鼓動は加速していって
寒いのも忘れてしまうほど、身体中が熱を駆け巡った。
なんで織川...こんなに優しいんだろ......。
でも、嬉しいから...黙っておこう。
私は静かに目を閉じて
隣の織川の胸に、頭を預けた。
あぁ......。
私も私で......なにやってんだろ。