【完】素直になれよ。
お願い、
戻ってきてよ織川っ...。
「織川...っ......!やだ...いや......!」
いなくならないで...
お願いだから......。
――――――――......。
私はそこで目を覚ました。
ゆっくりと瞼を開くと
目の前には心配そうに私を見つめる、織川の顔。
「...織川......?」
確かめるように
私は目の前の織川に尋ねた。
「大丈夫か...?」
あぁ...本当に
これは本当に本物の織川なんだ。
声を聞いて、現実の世界に引き戻される私。
夢、だったんだ...。