あの一瞬…





「真依…ごめん。これで許して?」





え?



「キャッ!!」







体が宙に浮かんだ。



これが、お姫様抱っこされてると気づくのにそう時間はかからなかった。






「俺なんかには絶対似合わないけど…、お姫様…お部屋はどちらですか?」




「ぁ…、あっち…。」




指差して、そう教えるのが限界だった。




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