彼奴は、私の初恋の相手。


次の日私は、昨日あった出来事を夕果に言った。

「華織、あんたその笑顔見た時からずっと、頭ん中武瑠の事ばっかでしょ?」
ぇ、もしかして、
夕果、エスパー?

「うちは、エスパーぢゃなぃよ。」

ぇ、あたし声に出してた?!

「顔だょ顔。」
と言いながら、夕果わ鏡を出して私を写した。



「ほ…ホントだ。」


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