蝉の音
蛹から成虫へ
ミーンミーン

ジージー

今年も夏が来た。

蝉音を聞くとあの頃の自分を思い出す。

友達と過ごした夏休み。

太陽の下日焼けしながら公園を走りまわった。

僕は今蛹から成虫になり。

蝉とりを覚えたころの僕と同い年の息子がいる。

彼に今日家に帰ったら教えてあげよう。

『命ははかない。でもキラキラ輝いてとても眩しい』

蝉の音。

もうそんなに聞かなくなった。

自然がだんだんなくなってるんだろうか。

蝉の音を聞くと、今一生懸命生きいているんだそんなふうに聞こえてくる。
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