私はしがない執事です
「……はて。新城お主今日は左手で食すのか?」
お弁当のおかずを口へ運びながらふと見ると、新城さんは左手にお箸を持っていた。
「えぇ。実は右手が痺れて上手く掴めないので」
ギクリ
それってまさか…
「左手はやはり不便ですね…
あまり慣れませんし…」
チラッと流し目で私を見てくる新城さん。
あー…私のせい、か。
でも新城さんも悪いのだ。職務怠慢なんかするから。だから……
あーでもないこーでもないと悩む私の頭。
そして出た結論は。