冷たい彼のとなりで


シャーペンの音が教室に響く  
   

だけど私の頭の中にはこの質問でいっぱいだった

『なんで私としか学級委員やらないなんて言ったの?』

言いたい。

けど言えない・・・・


だけど…

だけどこんなチャンスはめったにない

よし!聞こう!  
  

「あの・・・さぁ。なんでさっき・・・・

私じゃなきゃ学級委員やらないなんて言ったの?」

私は声を震わせながら言い切った










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