Loveless
私達は近くの大衆居酒屋に入った。


「率直に聞くが、凌くんは聖良と付き合っているのかね?」


凌は驚いて飲んでいたビールを勢いよく吹き出した。


「凌、汚い……」


私はおしぼりで凌がこぼしたビールを拭いた。


「付き合ってません」


「そうか。ならいいが」


お父さんは凌がホストだということを気にしているんだろうと思った。
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