Loveless
そんなことを思いながらマンションに着くと、すぐに聖良さんから電話があった。


もう寂しくなったのかと思ったけど、そうではなかった。


「今お母さんから電話がきてね、凌ラーメン屋さんって興味ある?」


「ラーメン……?何で?」


「うちのお父さん3月で退職するの。
それでラーメン屋を開くんだけど、お父さん体そんなに丈夫じゃないし、昨日の凌の話聞いてやりたい仕事無かったらどうかって」


「ラーメンか~」


「突然すぎるよね。お父さん困ってる人がいると放っておけないタイプだから……」


そういう所は聖良さんと似ていると思った。
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