Loveless
真美はあまり納得出来てなさそうだったけど、私の言いづらい雰囲気を察して深く尋ねようとはしなかった。


真美とは入社して八年の付き合いだけど、昔からそういう所があった。


「でも怪我もだいぶ良くなってきたし、来週出て行くんだ」


「来週ってそいつどれ位置いてんのよ?」


「今日で十日かな」


「アンタ、どれほどお人好しなの!そいつホントに出て行くんでしょうね〜」


「それは大丈夫。彼も仕事があるから」


「怪しいな〜」
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